自分では歯の色が少し黄色いかなと思っていたので、ホワイトニングに興味があったんです。インターネットでいろいろ調べて、当時の勤務先にも近かった新宿のE歯科に相談に行きました。そのときに院長先生から矯正治療について伺いました。
私は上の前歯が少し重なっていたので治したいと前々から思っていたのですが、なかなかよい先生に巡り会わずにそのままにしていました。今回、院長先生から宮島先生はアメリカの大学でも教えていらっしゃっていて最新の矯正テクニックをお持ちで技術も確かで間違いがないからとご紹介いただき、やってみようと決心したのです。
さっそく宮島先生に診ていただき、こちらの希望などをお話をしました。先生は透明なマウスピースのようなものを歯にかぶせて少しずつ動かしていくアクアシステムがよいのではないかとおっしゃられました。金属のワイヤーをつけるものとばかり思っていたので
少し驚いたのですが、私の場合、歯の移動はあまりしなくてもよいのでアクアシステムで十分きれいに治せるとのことでした。レントゲン撮影や歯型の採取などもすませて、1ヵ月後に受診したときには透明のトレーを渡され、それを食事と歯磨きのとき以外はずっとつけておくようにと説明を受けました。
その日からさっそくトレーの装着を開始しました。まず、気になっている上の歯列からということでしたが、これがなかなかたいへんでした。最初はトレーに歯列が合っていないので、歯を無理矢理トレーに押し込めるといった感じです。数日間は痛みもあって、硬いものは噛めませんでした。ただ、痛さは3日もすると慣れてきて、1週間後にはほとんどなくなりました。
しだいに歯が移動していくので、トレーもすんなりとかぶせることができるようになります。驚いたのは、最初の1ヵ月で気になっていた前歯がきれいにそろったことでした。歯が動くなんて信じられなかったのですが、ほんとうに、それも短時間で動くのだなと実感しました。それからは1ヵ月に1回のペースで通い、新しいトレーをもらってきては歯にかぶせて動かすということを繰り返し、下の歯列も同様に行いました。
ホワイトニングについても、矯正治療と同時に始めました。アクアシステムでは矯正とホワイトニングが同時にできることも魅力です。最初に宮島先生が、「陶器のような白い歯になりますよ」とおっしゃられたのが印象に残りました。ジェルをトレーに塗って歯をかぶせるだけでよく、とても手軽なので、私は夜寝るときに毎日ホワイトニングをしていました。1ヵ月もすると、ほんとうに先生のおっしゃったような陶器の白さになったのでとても満足しています。
矯正を始めて1年と4ヵ月になりますが、治療も最終段階に入りました。噛み合わせなどの微調整をして終了とのことです。もう終わりなのかしらというくらい早く、また、矯正をしているという意識もあまり感じることなく過ごすことができました。やはり、食事や歯磨きのときにはトレーをはずして普段と変わりなくできたからでしょうか。トレーもほとんど目立たなかったので、周囲の人から指摘されることもなく、気楽でした。おしゃべりをするときも最初は少し発音がしづらい面があったのですが、それも1週間くらいでなれました。
姉と母からはほんとにきれいになるものねと感心されています。姉は自分の子供にはぜひ矯正をさせたいといっています。兄は私の歯が白くなったのを見て、密かに自分もホワイトニングをしているみたいです。タバコを吸うので、それを気にしてではないでしょうか。子供の頃に矯正をしてくれればよかったのにと私も親に文句をいったことがありましたが、今、矯正治療をしてみて、大人になって自分でやりたいと思ったときに始めるのも悪くないと思っています。毎日の歯磨きもきちんとしなければなりませんし、新しいトレーのつけ初めは痛いですから、本人の意志がしっかりしていないとなかなか続かないと思うからです。この歯を一生、大事にしていきたいので定期的に歯のクリーニングなどもして、できるだけ長持ちさせたいと思っています。